CSRツール

旅人コンサルタント

旅を満喫しながら、夢を共有する。
夢を共有しながら、復興に貢献する。
復興に貢献しつつ、自己研鑚をする。

NPO法人まちづくり喜多方では、地元住民ならではの役立つ情報(飲食店、宿泊、イベント、地酒など)を集めて、会津・喜多方を訪れる旅人に提供し、会津・喜多方の旅を満喫していただきながら、地元住民の皆さんと親交を深めていただき、旅人の皆さんから復興活動にお知恵を拝借しようという取り組みを始めました。

・・・それが『旅人コンサルタント』略称「旅コン」です。

【図1】地元住民から旅人へ 旅を満喫するための情報を提供する。

図1:まずは、旅です。旅を満喫するには、地元住民に聞くに限る!

新しい復興支援のカタチ・・・『旅人コンサルタント』

この「旅コン」は、地域振興(風評被害対策と復興を含む)を担う主人公を地元で多数育成することも、大切な目的です。

地域振興に資する活動の夢(あるいは構想、企画、事業)をもっている地元住民がいます。これら「地元プログラム」(表1参照)と名付けた取り組みが、相乗効果、相互連携を経て、全体としての復興を構成し成功へと導く仕組みが「旅コン」です。

【表1】地元プログラム(抜粋)

番号 地元プログラム(事業)名 起案者の職業
1 ブランド洋服屋の起業 土木業/アルバイト
2 若者の集まるカフェバーの運営 カフェ店長
3 独居老人のための食事宅配サービス NPO 理事
4 地産地消レストランの経営 井戸掘削業
5 コミュニティカフェ NPO 職員
6 太陽光発電と風評被害払拭プロジェクト NPO 理事
7 バイオライスによる生業と効果的除染 醸造業経営
8 漆職人の経営するバー NPO 職員
9 Capture memories (家族史写真) ラジオ局 スタッフ
10 トマトモチの開発 食品工房経営
11 にこにこ花菜塾[郷土料理塾) 農家民宿経営
12 漆と人の縁側計画 NPO 職員
13 駒形もり公園プラン 農家民宿経営
14 自家米を利用した加工品の製造・販売 農家民宿経営
15 『ナニ・コレ パリコレ』開催によるソーイングコミュニティの場の形成 旅館業経営
16 自家栽培の野菜を使った保存食の外部への提供 農家民宿経営
17 小中学生の模型教室「親子模型製作・遊び」 民宿経営
18 プラスアルファの免許合宿 自動車学校経営
19 本当の会津木綿の復活 農泊経営
20 市内ブライダル NPO 特別顧問
21 本物たまごで健康食 養鶏場経営
22 酒場めぐり喜多方 NPO 特別顧問
23 責任ある自力除染 建設業(起業中)
24 地酒試し呑み歩き 会社役員
25 日本一の八重桜ロード in 喜多方 元・県職員
26 小田付通り蔵の有効活用推進フォーラム NPO 理事
27 半世紀アーカイブ NPO 特別顧問
28 木工ワンダーランドで炭素固定 NPO 理事
29 蔵の性質を活用したイベント開催 NPO 職員
30 喜多方ファン形成のための東京イベント NPO 特別顧問

「資金が足りない」、「人手が足りない」、「専門的技能を持った人材がいない」、「集客が不安である」、「商品開発アイデアが乏しい」、「営業販路に行き詰っている」などなど、個々の活動を成功へと導くためには多くのハードルが待ち構えています。

もちろん、一人の知恵でこれらすべてを解決してもらおうというわけではなく、たとえば、「ちょうどよい助成金」、「省力化できる方法」、「専門的技能をもった人材紹介」、「新しい集客方法」などから1項目だけでもいいのです。旅人は必ずしも専門性をもってなくてもよいのです、旅人がすべての課題を解決してあげなくてもよいのです、まずは地元住民のもつ課題を共有して夢を共有してもらって、旅を終えた後もときどき思い出してもらって、ときには周辺の方々の知恵や技能にも・・・という新しい支援のカタチ、それが旅コンのコンセプトです(図2)。

【図2】旅人から地元住民へ 知恵やアドバイスを提供する。

図2:「夢の共有」夢を共有しながら、復興に貢献する。

【図3】プログラムの進捗段階

図3:「個別プログラム」の各種進捗段階。夢→構想→企画→事業

登録される地元プログラムは、すでに事業がスタートしているもの、事業化へ向けて企画段階のもの、企画段階までは行っていない構想段階のもの、構想までも行かない夢・意欲とその進捗状況は様々です(図3)。

地元住民にとって最も大切なのは、「今困っていることを余すところなく具体的かつ分かりやすく書き出す」ことです。これによって、幅広い旅人から解決法に関する知恵やノウハウなどのアドバイスや直接支援を提供されやすくなります。「旅コン」は、支援の気持ちをもったたくさんの人々が手を差し伸べやすい仕組みを目指しています。

会員証 贈呈式

NPO法人まちづくり喜多方の蛭川靖弘代表理事から、旅の最後に、お一人ずつに「旅コン会員証」が贈呈されます。 会員番号は、現住所または出身地と希望の4ケタの数字で構成されています。
会員番号の事例
氏名 会員番号
D.H さん 東京0007
R.M さん 千葉0001
M.K さん 東京0005
A.Y さん 神奈川0922
R.T さん 神奈川0727
H.S さん 佐賀0001
Y.H さん 愛知0007
S.Y さん 千葉5514

贈呈式写真1 贈呈式写真2

贈呈式写真3 贈呈式写真4

旅人コンサルタントの使い方

旅コンには3つのタイプがあります。基本形の「旅行タイプ」、主に学生向けの「ボランティアタイプ」、企業・組織の従業員・職員向けの「研修タイプ」です。

1 「旅行タイプ」

これは、旅コンの基本形で、喜多方への1泊2日の旅を満喫しながら、1日目にプレゼンタイム(1時間程度)で地元住民から地元プログラムの説明を聞いて夢を共有し、2日目の1時間でアドバイスをしていただきます。NPO法人まちづくり喜多方と住民からは、喜多方ラーメンをはじめとした飲食店、宿泊施設、温泉、お土産、観光スポット等に関する地元住民ならではの「地元レア情報」を提供して、喜多方の旅を楽しんでいただきます。

旅の後も、引き続き断続的にアドバイスや支援をお願いするために、参加証明書(会員証)を発行します。この会員番号は「住所(または出身地)」と「4ケタの番号」で構成され、会員番号を希望することができます。(詳細手順は以下の基本モデルを参照)。

「旅行タイプ・1泊2日」の基本モデル

【1日目】
(午後喜多方到着) 「まちづくり喜多方・事務所」で参加申込み
  • 喜多方レア情報を提供
  • 喜多方観光、日帰り温泉など(レア情報から選択)
16:00〜17:00 「プレゼンタイム」 …地元プログラムのプレゼンを聞く。
  • 夕食(レア情報から選択)
  • 2次会(同上)
  • (事前なら宿泊情報も提供する。)
【2日目】
  • 朝ラー可(オプションの朝食ラーメン。レア情報から選択)
  • 喜多方観光など
11:00〜12:00 「アドバイスタイム」…地元プログラムへのアドバイスを頂く
12:00〜12:10
  • 参加証明書・会員証の贈呈式
  • 昼食(120軒の喜多方ラーメン・レア情報から選択)

2 「ボランティアタイプ」

これは、学生さん限定の“長時間熟議”型の旅コンです。

基本形の「旅行タイプ」にもある「プレゼンタイム」と「アドバイスタイム」のほかに、ディスカッションタイムをたっぷりと設けて、濃密な議論から自由な感覚で地元住民により密着したアドバイスを期待しています。ときには学生さんが担当する地元プログラムや特別な復興プログラム活動に参加してもらうこともあります。また、被災者の現状を聞くセッションや、効果的な除染法の知識、復興プロセスをCSR面で理解するための専門家からの講義なども用意しています。

格安の宿泊場所も、NPO法人まちづくり喜多方が紹介します(要予約)。ただし、喜多方までの交通費、滞在中の食費等は個人負担です。

事前申込みは、「原則として1か月前まで」にお願いしています。

学生参加の喜多方セッションの風景

写真

【1日目】
(午後14時、喜多方バスセンター到着)「まちづくりセンター」に集合
14:30〜15:00 全体説明
15:00〜16:00 講義① 「課題抽出の手法」
16:00〜17:00 プレゼンタイム …地元プログラムのプレゼン
17:00〜18:00 ディスカッション …個別質疑応答
18:00〜20:00 夕食(自炊可)
20:00〜22:00
  • チーム・ディスカッション …「課題抽出」
  • 「農泊など推奨宿」泊
【2日目】
7:00〜 8:00 (オプションの朝食ラーメン。レア情報から選択)
8:00〜 9:00 講義② 「ISO14001、ISO26000」
10:00〜12:00 ワークショップ …地元プログラムへのアドバイス
12:00〜13:00 昼食(120軒の喜多方ラーメン・レア情報から選択)
13:00〜14:00 講義③ 「原発事故とCSR」…専門家による講義
14:00〜15:00 チーム・ディスカッション② …「アドバイス総括」
15:20〜16:30 発表
16:30〜17:00 参加証明書・会員証の贈呈式
(喜多方バスセンターから帰途へ)

3 「研修タイプ」

これは、企業内・組織内の社員研修、新人研修、管理職研修のニーズに対応した社会人向けの旅コンです。

「ふくしま復興マネジメントシステム(FMS)」を生きた題材としてCSR経営の要素を身に付け、同時に地域住民と夢を共有したうえで、知恵で貢献しつつ、具体的な事例によってソリューション能力の自己研鑚を図るコースです。講義、ワークショップ、実習等で構成されます。

【研修内容】

研修タイプ ワークショップ風景

写真

旅コン「研修タイプ」の基本モデル

【1日目】
(午後14時までに、JR喜多方駅に到着)「まちづくりセンター」に集合
14:30〜15:00 全体説明
15:00〜17:00
  • 講義①「ふくしま復興マネジメントシステム」
  • 〜ISO14001、ISO26000の活用例として〜
17:00〜18:00 プレゼンタイム …地元プログラムのプレゼン
18:00〜20:00 夕食(レア情報から選択)
20:00〜22:00
  • チーム・ディスカッション① …「課題抽出」
  • 事前に宿泊先情報を提供する。
【2日目】
7:00〜 8:00 (朝ラーもレア情報から選択可)
9:00〜10:00 講義② 「問題解決力の自己研鑚法」
11:00〜12:00 実習① …地元プログラムへのアドバイス
12:00〜13:00 昼食(120軒の喜多方ラーメン・地元レア情報から選択可)
13:00〜14:00 ワークショップ …アドバイス結果の相互批評
14:00〜15:00 チーム・ディスカッション② …「アドバイス総括」
15:20〜16:30 実習② …発表
16:30〜17:00
  • 参加証明書・会員証の贈呈式
  • (JRで帰途へ)

「旅コン」参加申込みフォーム

(必須)
(必須)
(必須)
(必須)
(必須)

CSRツール

ページの先頭に戻る