各取組みの実践例

田辺高校2012年度プログラム(自動車科・工業技術科)

  1. 見学先のCSR企業:
    • 自動車科1年生1クラス…大平工業グループ(本社:大阪府八尾市)
    • 工業技術科1年生3クラス…大阪いずみ市民生活協同組合(本部:大阪府堺市)
  2. 学習日:
    • 自動車科1年生1クラス…2012年12月17日(月)
    • 工業技術科1年生3クラス…2012年12月12日(水)、13日(木)、18日(火)
  3. 見学前CSR講義:
    • 講師:黒澤正一(早稲田大学大学院 環境・エネルギー研究科教授)
    • 60分(パワーポイント使用)
  4. 見学内容:
    • 自動車科1年生1クラス(大平工業グループ)
      1. 工場見学(30分)
      2. 歴史館見学(30分)
      3. 経営層によるCSR講義(30分)
      4. まとめ講義(20分)
    • 工業技術科1年生3クラス(大阪いずみ市民生活協同組合)
      1. 経営層によるCSR講義(30分)
      2. 食品衛生検査ラボ見学(30分)
      3. 食品リサイクル・容器包装リサイクル見学(30分)
      4. まとめ講義(20分)
  5. ファンレター執筆:
    • 事後解説(キーワード)
    • ファンレターの執筆(文字数:400字)
  6. 優秀ファンレター表彰式:2013年1月30日(水)

本プログラムの流れ

1 講義 2 見学説明 3 ファンレター 4 表彰

手順① 高校生への講義

2011年度のトライアル事業の際には、見学日とは別に講義日を設定しましたが、2012年度は見学先で、見学前に講師によるCSR講義を聴いてもらいました。講義概要は以下の通りです。

高校1年生にも分かりやすく事例を挙げながら、本業CSRを解説することに努めました。今年も、最後に提出してもらったファンレターの出来栄えから見ても、おおむね理解されたと評価できます。

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CSR講義の風景(大阪いずみ市民生活協同組合コープラボにて)

手順② CSR企業見学

2012年度は、自動車科1クラスが歯ブラシ・歯間ブラシ製造販売業の大平工業グループを、工業技術科3クラスが大阪いずみ市民生活協同組合の検査棟コープラボおよび食品リサイクル施設を見学しました。

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容器包装リサイクル施設の見学風景(いずみ生協コープラボ関連施設)

手順③ ファンレター

見学終了後、高校生に皆さんに一人ずつ400字程度で、本業CSRを実践する見学先企業・組織へのファンレターを書いてもらいました。

後日提出されたファンレターをすべて査読した結果、優秀作品1点、佳作4点を選出しました。

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見学した情報をまとめる生徒さんたち(いずみ生協コープラボにて)

手順④ 表彰式

今年度は昨年度の4倍にあたる120名の高校生が、2か所の見学先に分かれてCSR学習をしました。

作成された“ファンレター”は、事前講義の内容を理解しているか、本業CSRの実践をする企業・組織の具体的な取り組みを取り上げているか、この2点を中心に、2名の専門家が全数を査読して優秀作品を選出しました。

表彰式は、2013年1月30日(水)に開催され、以下の皆さんが受賞されました。

優秀作品賞 北村真之輔君
佳作 岡本千乃さん、吉田翔平君、坂本健太朗君、渡邊海君

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2012年度 高校生CSRファンレター優秀作品表彰式(中央が優秀作品の北村真之輔君。2013年1月30日)

2012年度の優秀作品(見学先:大阪いずみ市民生活協同組合)

京都府立田辺高等学校

1年5組 北村真之輔

CSRとは「企業」「社会」「責任」の略です。今回行った生協は、「くらしに笑顔」や、お客様から「利用してよかった」と言ってもらえることを目指している会社でした。そして、7つの社会的責任を掲げておられます。まず、「よりよい商品、サービスを提供する責任」、それをするために「取引先と健全な協力関係を築く責任」、次に「地球環境を守る責任」で、その地球環境を守っているのがハートコープいずみ、いずみエコロジーファームです。続いて「よりよい職場を実現する責任」、「地域社会の一員として果たす責任」、そのために「ルールに基づく運営をすすめる責任」、最後に、「健全で強い事業経営を築く責任」です。コープ・ラボは微生物検査・残留放射能検査・食品添加物・残留農薬検査・遺伝子組換え食品や畜種判別検査をしている所でした。最後に行ったハートコープいずみでは食品残飯を堆肥化したり、リサイクル資源を加工・販売したりしていて、障害をもっている人が、正社員として働く会社でした。今回CSR学習に参加して、生協とは市民のことを大切にしている所だとわかりました。

2012年度の佳作(見学先:大平工業グループ)

京都府立田辺高等学校

1年8組 吉田翔平 

本日は、お忙しい中、CSR学習としてお時間を割いていただき、ありがとうございました。CSRという単語は何度か聞いたことがありましたが、意味は全く知らなかったです。本日大平工業さんによせていただき、CSRについて、はっきりとどんなものかということがわかりました。また、21世紀に生きる僕たちには、これから働いていく上で、とても重要なことであることがわかりました。僕たち人間は、信頼がないと生活ができず、生きていけないということを初めて気付かされました。歯を磨く時も、歯ブラシの毛が抜ける事は、信頼を裏切ることになるので、その信頼を裏切らないように責任を果たすため、歯ブラシの全数検査という努力をされており驚きました。また、歯間ブラシの無料サイズ交換などをされて、消費者の信頼度を上げ、それがファンの獲得につながるのだと思いました。本日学習したことを自分に置き換え、信頼され、何事にも責任を果たしたいと思います。そして、日々の自己改革をしていきたいと思います。

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